NWスペシャリスト合格までの流れをまとめました
どうも、こじまるです。
2019年秋のNWスペシャリスト試験を受験し、合格することができました。今後この試験を受験する方の参考となるように、学習の流れをまとめたいと思います。
はじめに
筆者の情報処理技術者試験の取得資格は下記の通りです。
- 応用情報 2018年春期
対象読者
・NWスペシャリストを初めて受験する方
・NWスペシャリストの学習方法を学びたい方
学習内容
基礎学習
NWスペシャリストの特徴といえば、
- 試験範囲が広いこと
- 覚えないといけない用語がたくさんあること
です。筆者もNWスペシャリストの勉強を始めたころは、試験範囲の広さ・量に唖然としました。
NWスペシャリストの学習には、下記教材を使って、ノートに情報をまとめるように学習しました。
2020 ネットワークスペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策 (重点対策シリーズ)
NWスペシャリストの機能を覚える時には、機能のメリット・デメリットを意識するようにしてください。なぜなら、出題者は機能のメリット・デメリットに着眼して、設問を作るケースが多いためです。
例えば、POP3のデメリットとしては、
- パスワードが平文で流れること
- ダウンロードするため、複数のPCで同じメールが見れないこと
などが挙げられます。過去問の設問4 (2)では、POP3の問題を記述する設問となっていますが、上記のデメリットの2番がそのまま答えになります。
午後1/午後2対策
過去問対策におすすめの本は何といっても左門さんのネスぺシリーズです。筆者は平成25年度~平成30年度まで購入していました。
筆者は午後1/午後2対策を始めたころ、別の問題集を活用していましたが、解説を読んでも問題や設問の意味が分からないということが多々ありました。ネスぺシリーズは、問題解説と設問解説を図を使って丁寧に説明してくれています。
書籍を購入するとコストはかかりますが、活用すればNWスペシャリストの問題の意味が分かります。問題集を解き始めたが、解説を読んでもわからないという方はぜひご参考に。
ネスぺの剣25 ~ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説 (情報処理技術者試験)
ネスペ 27 礎 -ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説
ネスペ 29 魂 -ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説
ネスペ30 知 -ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説
ネスペR1 - 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説
過去問を解いてみるが、全く点数が伸びない方には下記の書籍をおすすめします。こちらも同じくネスぺシリーズではありますが、平成28年度の過去問解説の代わりにNWスペシャリスト試験に合格するための基礎を学ぶ書籍が発売されています。
NWスペシャリストに限った話ではありませんが、高度試験合格のために最も重要なのは基礎力です。基礎ができていなければ、午後2の応用問題など解けるわけもありません。本書籍では、試験範囲の基礎技術について丁寧に解説してくれています。
午前2対策
基礎学習を入念にした場合、午前2の問題は勉強しなくても合格圏内の点数が取れるかもしれません。しかしながら、午前2で足切りされることだけは嫌なので、過去問道場で入念に対策します。
私の場合は、過去10回分くらいを目安に過去問を使って練習を行いました。午前2は、過去問からも出題されます。過去問問題を落とさないようにしっかり学習しました。
情報処理安全確保支援士過去問道場|情報処理安全確保支援士.com (sc-siken.com)
受験結果
午後1はぎりぎりだと思っていましたが、案外点数が取れていました。午後2は個人的に割と簡単な問題だと感じたので、点数も高かったです。
感想
初のスペシャリストの資格として、NWスペシャリストに合格しました。情報処理試験の受験をした頃から、高度区分の合格は一つの目標だったので、合格できて嬉しいですね。